地元企業を取材する喜び
2020/02/15
先日(2020年2月13日)は今回の特集記事の3社目の取材でした。
取材先は三和電気商会。
地元加東市で創業70年以上の歴史を持つ電設資材の商社(創業時は電気工事業)さんです。
取材冒頭にご挨拶した際、社長さんは私(当サイト管理人)の名刺を見たあとふと顔を上げ、ひと言。
「〇〇(住所)の高橋さんといえば……あの稲坂(加東市の稲坂歯車製作所)にお勤めだった高橋さんの?」
「そうです、その高橋の息子です(笑)」
三和電気商会は私の父が勤めていた稲坂歯車製作所に電設資材を供給されている会社で、社長さんは私の父をご存じだったのです。
「高橋さん、厳しい人やったわ……」
しみじみおっしゃいました。
「家族にもめちゃくちゃ厳しかったです(笑)。いまはだいぶ丸くなりましたけどね」
そんな会話を交わして場の雰囲気が和らぎ、取材をはじめさせていただきました。
これまで何百社もの企業取材を行ってきましたが、そのほとんどは大阪市内など地元以外の都市部の企業が中心でした。もちろん、地元以外の企業の取材も楽しくまた勉強にもなるわけですが、社長さんとこんな会話ができるのは地元の取材ならでは。
「やっぱり地元企業の取材はいいなあ」
としみじみ思ったのでした。
加東市に住んでいても、意外と地域の企業の存在は知らないもので、三和電気商会の事業内容も取材して初めて知ることばかり。いい会社には、いい人が集まるなあと再認識しました。
原稿を書くのが楽しみです。
ウェブアップをご期待ください♪